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手技と私

ひまだなー。引き続き嫁実家。
半森田療法的です。ネットサーフィンぐらいしかやることないな。

だからブログ書きます。

最近自炊にはまっていて、過去の資料を全部デジタル化しています。
そもそもOTになった時はハンドセラピストでした。
ハンドセラピーを極めるぞ~って感じで急性期で燃えていましたね。
懐かしい資料が出てきます。
オペ方法やら、機能解剖やら、関節モビやら、除痛メカニズム、マクロファージの資料まで。勉強していたんだねぇ。忘れかけてるけど(笑)。あっこのころはAKAもやっていたんだよね、これは忘れた(笑)。

でもOTって何だろうと思いはじめて、中枢に行ってみたくなった。
一番多い資料が、ボバースでしたね。研修もめちゃくちゃ行ったし、ハンドリングの練習もしたなあ。黄ばんだ資料には書き込みやら、自分が出した症例紹介(今は事例と書くでしょうが。。)。いろんな先生にお世話になりました。懐かしいです。今はあんまりやっていないなぁ。

認知運動療法もありますね。先日友人からアドバンスいこうやって誘いがありました。う~ん、付き合いで行くかと思っていましたが、神戸と言われてそりゃいかん。これも最近やっていないなぁ。ベーシックで頂けるいわゆる治療器具のスポンジはみんなが使えるようにとOT室の棚に置いていたら、
切られていた(爆笑)。
こらこら、シーティングのスポンジじゃあないんだよ。別にいいけど(笑)。

これを見てわかるように、いろんなことをやってきて何も身についていません(笑)。勉強になりました。腕が悪いんです私。でも要所要所必要があればホコリを拭いて使おうと思います。
今は運動学的、力学的いわゆる生体力学、運動生理学的なアプローチが多いかもしれません。

昔から、クライエントにテクニック系統のことを紹介することがあります。大概びっくりされます。
「いやいや、私たちの業界にはねぇ流派みたいなものがあるんですよ。気づかれないと思いますが、お茶で言う表千家、裏千家、みたいな。それが、また一杯あるんですよ。」というと、クライエントは「初めて聞いた」とおっしゃいます。テクニックを使う場合はインフォームドコンセント大事だと思うんですけどね。
こ~ゆう効能があるんですよ~とか、これが得意なんですよ~とか。
こういった風潮は医療職の聖域的な感じ方をします。
そして私が何流か?と聞きます。いつも言うのは
「オレ流」(ドラゴンズファン)

若い方々に、一旦はテクニックを磨いたほうがいいんではないか?という質問をたまに受けます。そう考えている方たちは大体、作業に焦点を当てたいと思う方々です。一旦、どっぷりつかる必要はないと思うけど、やりたいんだったらやればいいし、それは個人の選択です。一つ言えることは、そういう若い方々は、私の昔よりもはるかにOTとして成長していらっしゃるということです。自信持ってね。

あとCIMT。これは、日本に紹介されていないころにやってたな。日常生活で上肢を使うようになるということ、短期間で改善するということに感動したなぁ。今はクライエントと自主トレ決めるときに本を使っていたりしますねぇ。
そういえば、数か月前、突発で休んだ子のフォローに入った時、申し送りで「機能に固執してどうしようもないんです」的な送りが書いてあったなぁ。うちのスタッフにも多いんですが、機能に固執とか、障害受容できていないとか簡単に言っちゃうんだけど。。。う~ん個人的にそうじゃないと思うんだよねぇ。そりゃあなたがそう思うのもそうだってとこを共感してあげないと、だって良くなりたいのは普通じゃない?なんて思ったりします。(昔はそう思えませんでした。色々失敗経験してその心境になりました)
ちなみにそのフォローに入った人は、勉強家でどうしたら上肢が良くなるかっていうことを知りたいっておっしゃっていたので、色々話をした結果、CI療法という本を貸してあげました(笑)。それを見て、担当OTと一緒に自分に合った自主トレメニューを作ってください!って感じ。
いやぁとんでもない上司だ(笑)。

数日後、勉強会の最中にリハ室の窓からそのクライエントの姿を見かけました。非麻痺側を三角巾で固定していましたねえ。

固定した方(非麻痺側)の手で電話かけていましたけど

まずは「手が良くなりたい」でもしょうがないと思うんですよね。そういう時期だから。でもしっかりと成果を見据えて、そこで一緒に考えていき、徐々に幸せ作業につなげていけばいいんじゃないでしょうか?まあ長嶋さんみたいにトレーニングがmeaningfulな方もいらっしゃいますしね。

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なぜにOTはプラットホームに寝かせるのか?

おはようございます。
先週、業務の打ち合わせと相談で懇意にしている回復期の病院に行ってきました。
PTはプラットホームでいっぱいやっていました。
OTは。。。
OTもプラットホームに寝かせてやっている人ばかりでした。
。。。
PTのリハ責任者にOTをちゃんと指導してあげてくださいと頼んでおきました。

私は当院のスタッフに
「回復期なんだから病棟でやりなさい」と言います。
年単位でかかりましたが、OTは随分プラットホームを使わなくなりました。
私は部屋の狭さもありますが、私はプラットホームを増設してほしいという要望に答えませんでした。なぜなら、PTもOTも実際の生活の場でやらないとパフォーマンスの向上にはならないからです。どの医学モデルも環境の違いが運動パフォーマンスに影響を与えると言っているのですが、それを実践するのであれば、実際の環境下つまり病棟や外でやるしかないと思っているからです。

プラットホームがいけないというわけではないんです。時と場合によってはプラットホームが有効なことも多々あると思います。感覚入力にしろ、脊髄損傷の寝返りの練習にしても、ある程度は実際のベッドよりプラットホームが有効でしょう。最終的には自分が生活する環境下でやらなくては達成できないですよね。

私の経験上
「プラットホームでクライエントを寝かせるOTは概してどのクライエントに対してもプラットホームに寝かせてやる傾向にある」(仮 めがねの法則1)と思います。

プラットホームで寝かせる要因や阻害はほかにもあります。私的見解ですが
1.マッサージとして理解されやすいため、クライエントは必然的に受け身になりやすい。
  リハは主体的参加が重要ですので、しっかりとした説明が重要になるでしょう。
2.やっているほうも楽だし、クライエントが求めている。
  今回の学会のシンポジウムにも出てきたのですが、作業に焦点を当てることのほうが大変であるし、寝かせて  マッサージしているほうが楽。しかも明確な性が出なくてもお礼を言われる。とのことです。ほぼマッサージ  で終わっているOTはいないとは思いますが、仮にいるとすれば、マッサージ師にやってもらったほうが安価で  す。
3.緊張がおとしやすい。(座ると元に戻る)。
4.治療者として見られやすい(見られたい)
 などなど

実際の作業を利用するということは目的のある活動をすることになります。実際の有意味作業は前頭葉を賦活し、運動学習を高め、主体的参加を促し、運動パフォーマンスを向上する。それは科学的にすでに実証されていることです。
医学モデルとされるBobathの活動分析などは作業を使って心身機能の改善をしようとしています。様々な治療技術はプラットホームにぜひ寝かせてやりましょうという考えではないはずです。以前Bobathの著名な先生とお話しさせて頂いたときに最終的に生活にどうつなげるのかを大事にされており、プラットホームに寝かせてばかりいる現状を危惧されておりました。その他の技術系で同じようなことがいえます。その技術をどう使うのか?介入の技術はCMOPのOTに必要な10の技能のうち特殊化の技能となりますが、それをどう有効に使うのか?その本質はプラットホームに寝かせることではないはずです。

雑誌編集委員会

とある雑誌の編集委員会のために、土日の休暇中、天下の早稲田大学に行ってきました。
こんな都会のキャンパスで授業受けてみたかったですね~

さて、何の雑誌かというと、人間や動物の動き(生体信号)を力学的に解明する、もしくは再現するなどといった学会です。医学モデル?というか要素還元主義の学会です。多職種がかかわっており、医師、セラピスト、看護師など医療系もいますが、体育系、リハ工学、エンジニア、POなど工学系の人のほうが多いかも知れません。
私は編集委員として役に立っていません(大爆笑)。今はもう生体信号を計測する研究もやっていませんしね。

クライエント中心と全く逆ではないか!!という人がいるかもしれませんが、そうかもしれません。
私がこの学会でしかもひょんなことから編集委員までやっているのは
1.個人的に人間の体がどのように動いているのか?を科学的に解明することに興味があるため
2.障害を持つ人間の回復や、障害者のための工学的支援がどのくらい進んでいるのか?について最新の科学的な見解を知るため(リハの世界で流行している宗教的な手技についての興味は科学的でないのでずいぶん前に卒業しました)
3.異文化コミュニケーション

ということがあります。
私は機能訓練が嫌いで否定しているわけではありません。効果がない機能訓練を常にやり続けているということが嫌いなのです。また、作業療法士ですので、私の専門は作業を通じて機能を回復するということが得意とするところだと感じています。しかし、人間の体がどのように回復するかには昔からすごく興味を持っています(臨床ではあまりやっていませんけどね)。知識として持っていることはクライエントにも有意義だと思うのです。さらにそれが作業につながるということありません。機能と作業の融合?かの天才OT tromblyのような考え方は素晴らしいと思います。
だから、この学会は個人的な興味として、非常に面白いですし、時に臨床に役立ちます。

体育系の先生方と話をすると、この人たちの人間の運動の知識に比べると、PTやOTがもっともらしく語っている運動の話の内容のレベルはたぶん10分の1以下じゃないかと思うぐらいすごいです。所詮私たちが広い分野で突出した知識を発揮できるのは障害を持つ方の運動(PT)、作業(OT)なんですね。

今回は委員の入れ替え時期の会議でしたのでたくさんの人がいらっしゃいました。いろいろな先生が任期を終えられて少しさみしく思います。お疲れ様でした。


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