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  • ブログ読ませていただきました。私はPTです。いろいろ考えさせられましたが、疑問も同じように生まれました。

    すごく率直な疑問です。一体、チームはOTをどう活かせばよいのでしょうか?

    ケンタロック 2012-03-11 21:35
  • こんにちは。
    今回のBlogはOBPについてすーっと理解でき,
    今後私たちがやっていくべきことを示して頂いているという風に感じました。
    当院でも紹介させて頂いてもよろしいでしょうか?

    なかもと 2012-03-13 20:50
  • なかもとさん。こんばんわー。ありがとうございます!許可なんていらないのでどんどん利用してください!ってそんないいなんじゃないですけどね(笑)。これからもよろしくお願いします。

    めがね 2012-03-13 21:33
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OTを展開する時期

今のOTの世界(医療の世界?)では、急性期、回復期、維持期(終末期)と分かれていると思います。

もう10年弱前になるかなぁ。。
作業に焦点を当てることこそが作業療法の本質であり、クライエントを幸せにできる。と気付いたころ。

急性期は機能維持と改善に焦点を当てる。
回復期で作業に焦点を当てる。
維持期でまた機能(維持)に焦点を当てる。

それぞれの時期でやっていることが良い悪いは別として、これっておかしくねーか?と思いました。当時、医療サービスのおかしさを痛感しました。こういった場合の多くはクライエントが置き去りにされている感があります。
もちろん申し送りとかサマリーとかも送りますよね。しかし、十二分には連携できていない感がある。それは何なのか、原因はそれぞれのセラピストや施設の作業療法に対する考え方だと思う。突き詰めれば作業療法の定義の曖昧さを表していると思う。

急性期ではOTは立位バランス、と座位バランスと上肢機能の練習をしてきました。目的は不明です。
回復期ではOTはトイレの練習をしました。趣味の盆栽をいじるため、利き手交換の練習をしました。家族と一緒に外出する練習をしました。
維持期ではOTは手の拘縮を予防することと立位練習を2年間継続してきています。
しかし残念ながらこの人は大好きだった盆栽はできませんでした。環境が合わなかったのです。
こんなようなことが日常茶飯事に起きていると思います。訪問に行ってつくづく思います。

私が5年目ぐらいの時ある勉強会で有名なOTの方が講演されていました。そこで、このような事態についておかしくないですか?って質問したら、「いろんなOTが経験できていいんじゃないですか?」とおっしゃっていた。心の中では「いやおかしいだろ」と思ってた。この大御所の先生は非常に優しくていい先生ですよ。
ちなみに余談だがその大御所はCOPMをされていて、一番優先したい作業を「歩きたい」として、話の内容には文脈も何もなかったので、「それは作業じゃないですよね」と質問したら怒ってた(笑)。そりゃいかるわ。今でもおれのほうが正しいと思っているが(笑)。私も若気の至りですね。

私は若輩者ですが一応急性期から終末期まで少しですが経験した立場から個人的な見解を言わせていただくと

急性期の利点は何でしょうか?急性期から作業に焦点を当てることは困難と思っていました。
以前の記事にも書きましたが、私の先輩は急性期から作業に焦点を当てていました。
「いや大変じゃないよ。だって初めに受けるOTが自分なんだもん。機能に焦点を当てたら、次が困るでしょ」
そうなんです。急性期の利点は多くの人が作業療法を初めて受けるということです。初めてのパートナーが急性期なんです。
回復期の利点は何でしょうか?回復期とは人生の回復の時期です。しかも時間的にも最も長く多くかかわれる時期です。その方の文脈を探り、生活を見据え、新しい人生に向けて作業療法を展開することができます。ここで長くセラピストとかかわることでOT像が確実なものになると思います。手の練習をしていれば、維持期でも手の練習をするものだと思われるでしょう。歩く練習をすれば、歩く練習をするものだと思うでしょう。自分名好きな作業に焦点を当てるパートナーであったら、維持期でもそれを期待されるでしょう。
維持期の利点は何でしょうか?私は川下ということが考えられると思います。最終的に長く、継続してクライエントと関わることができる。一回に密に個人的にかかわる時間は状況により少ないかもしれませんが、少なくとも他の時期と比べて継続的に長くかかわれるからこそできることもあると思います。

時期という特色はあるとは思います。しかし、時期というものにそんなにこだわる必要もないとも思っています。それは作業療法の共通点があると思っているからです。それは作業だと自分は思っています。しかし、それぞれの時期でそれぞれが別々の方向を向いてしまったら共通点がなくなってしまう。機能練習をやるにしても、作業に焦点を当ててほしい。その共通点もなく、それぞれが好き勝手にやってしまえば私はクライエントにとってこんな不幸なことはないと思います。5年ぐらい前にある手技の勉強会に出ました。園芸が趣味で楽しんでデイケアに笑顔で通っていらっしゃる方がいらっしゃいました。その方は片麻痺で、片方の手が痙縮が起きていたようです。それも気にせずに毎日楽しく生きていた。OTは「あなたそんな手になっているのに何故気付かないんだ」とそのOTは機能練習を一生懸命しました。3か月後機能は回復しませんでしたが、そのクライエントは手に気づくようになり、「先生手の練習をして下さい」というようになりました。という話でした。これを聞いた際に私は血の気が引いたのを今でも鮮明に覚えています。そして、この手技が泣いているなとも思いました。機能練習や手技とはそんなためにあるんじゃない。OTはそんなために存在するんじゃないよ。

ご存じのようにウチの病院では作業に焦点を当ててやっています。急性期の多くは主にボトムアップもしくはボトムステイをやってきています。そこから転院され、作業に焦点を当て、共有していきます。そこからクライエントの幸せを準備し、実現するために訪問リハへ行きます。訪問すると大抵実現できないでいます。それを訪問で作業の可能化へ導く最終調整をするのです。これは同事業所だから楽にできることです。
冒頭の勉強会参加のころから日本全国の作業療法がこのような形になれば、素敵だなと思っていました。
少なくとも昔よりは実現に近づいていると思います。微力ながら更に邁進していきたいなと思います。

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  • ブログ読ませていただきました。私はPTです。いろいろ考えさせられましたが、疑問も同じように生まれました。

    すごく率直な疑問です。一体、チームはOTをどう活かせばよいのでしょうか?

    ケンタロック 2012-03-11 21:35
  • こんにちは。
    今回のBlogはOBPについてすーっと理解でき,
    今後私たちがやっていくべきことを示して頂いているという風に感じました。
    当院でも紹介させて頂いてもよろしいでしょうか?

    なかもと 2012-03-13 20:50
  • なかもとさん。こんばんわー。ありがとうございます!許可なんていらないのでどんどん利用してください!ってそんないいなんじゃないですけどね(笑)。これからもよろしくお願いします。

    めがね 2012-03-13 21:33
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